鏑木清方展には今までに数回足を運んでいます。
コロナになってから、とにかくどこも行かなくなりました。
美術展も、かなり久しぶりでした。昨日は春の嵐のような一日でしたが、この日は気持ちの良い晴れでした。
年齢と共に作風が変わっていくのを観るのも楽しみ方の一つです。
元々細かい画風なのですが、今回は何故か背景に目が行きました。背景は薄くぼんやりと描いています。主題との絶妙な濃淡がこれもまた上手いのです。
段々と省略の仕方が上手くなっていくのにも気付きました。力が抜けてくるというか・・・
音楽の聴き方、絵の見方も、少しずつ変化してきているように思います。