先日の連合音楽祭の講評

去る9月12日(土)に開催されました、連合音楽祭の講評が手に入りましたので、記載します。
講評なさった教育委員長は、音楽をよくおわかりの方だそうです。私はいつもながら箏曲部の演奏を聴いて、お先に失礼しますので、後日お渡しいただきます。

 

繊細な、透明感のある音色は、聴く人の心を洗ってくれます。
POPSであるハナミズキが、また違った色合いを見せてくれ、音楽の魅力を余す所なく伝えてくれた様に思います。
・三つのパートのアンサンブルも大変見事で感心しました。チームプレーの意識を持って、練習を積んで来たことがよく伝わる、秀演です。
・二曲目、全学年でのパフォーマンスという事で、16名という大所帯での演奏となりました。何よりも感心したのは、その部員の多さ。都内の箏曲部の演奏は何度も聴きましたが、これだけの人数を抱える部活は、それ程多くはない。
これは皆さんが、箏の素晴らしさ、伝統音楽の大切さを伝え続けた事だからに他なりません。心から感謝します。
・演奏面でも、多様な奏法を十分マスターしている事。また、音色の変化にまで気を配りながら演奏している事はブラボーです。
・多人数での演奏は、アンサンブルを取るのに、苦労したと思いますが、パートの掛け合い、主旋律と伴奏とのバランス等、大変見事でした。
・伝統音楽は、西洋音楽と異なって、厳格なチューニング(音程合わせ)を求めるものではありませんが、今一歩、音程について、気を配ると、より、説得力のある美しい演奏になります。ぜひ、研究してみてください。

以上講評

最後のくだりは押し手のことと、2曲が全く違うチューニングでしたので、2曲目は印を付けて、生徒さん自分たちで箏柱を動かしてもらっています。これで完璧な調弦はまず無理でしょう。

来年は完璧な調弦を目指して、2曲ほぼ同じチューニングにするか、1曲のみにするかどちらかになってしまいますね。さて、生徒さんはどちらを選択するでしょうか?

 

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