久しぶりに歌舞伎を観に行きました。
中村勘三郎と坂東三津五郎が続けて亡くなってから、歌舞伎に行く気が失せてしまい、新歌舞伎座になってから初めての観劇になりました。
今回は、芸大時代の同級生が常磐津連中でご出演になっていましたので、ん十年ぶりに演奏を聴くのも楽しみに伺いました。2年上の先輩は三味線方で、同級生は唄方でご一緒に出演なさっていました。どちらも立派にたてを務めておられました。
やはり舞台は良いものです。いろいろな意味で勉強にもなりました。役者さん演奏者とも皆様生の声ですので、良く通る方、あまり通らない方があります。三味線も常磐津、長唄、義太夫と様々な演奏者がいて、音色も違います。間の取り方、見栄の切り方、「そうそう、これこれ」という感じで、しばらくぶりの歌舞伎を堪能致しました。27日が千秋楽です。私は昼の部に伺いましたが、三月歌舞伎夜の部は五代目中村雀右衛門襲名披露口上もあります。
一度はご鑑賞の価値ありです！