先日は新潟に、更に佐渡に行って参りました。
7/27(sun)にNHKホールにて開催されました”宮城道雄生誕120周年の演奏会”は、終曲に「日蓮」が演奏されました。日蓮は佐渡に流刑になりましたが、その後みやこに戻ることができました。
日蓮研究者は、この佐渡で過ごした期間が重要な意味を持っていると述べています。佐前、佐後と称し、その前後でかなり考え方が違っていると言うのです。
当時の佐渡は今より更に厳冬であった筈です。また交通手段も、荒波を木の葉のような舟で命からがら往復した筈です。人間死ぬ思いをすると、それ迄と違った何かを考えるのでしょう。
写真を掲載します。これだけの像を作るのには日蓮宗檀家さんの寄付等、様々なご尽力があったと思います。
なお、現在の新潟佐渡間はカーフェリーの就航で、ホテルのような客室になっており、快適な船旅が出来ます。なかなか楽しい2時間10分でした。