最近、実家の片付け、その他をしている関係で、昔のお宝写真etc,が出てきています。
今回は、母(ヤスエ )が、宮城道雄先生と一緒のお写真に収まっている貴重な写真です。
母は、宮城道雄先生の最初の新潟での演奏を聴いて箏を習い始めたそうです。
何年の間隔があったのかは?ですが、写真の二度目の新潟演奏会には出演していたようです。
集合写真一番上の段、右から三番目に写っています。
このお写真は、母所蔵の物ではなく、ご一緒に写っている方から教えて頂きました。
母は、宮城道雄先生に憧れて箏曲の道に入ったようですので、ここが原点ですね。
若かりし母の写真も、今回初めて目にしました。
宮城道雄先生の生音を聴いている世代はだいぶ減ってきている時期です。
貴重な体験をしていた母は、私から考えるとかなり羨ましい存在です。
私はと言うと、上京したての頃、歌舞伎座で中能島欣一先生の生音を聴くことができました。
かなり晩年でしたが、とても貴重な時間だったことを覚えています。
今では、録音でしか聴けませんね。
若い時期に見聞したことは、鮮明に残っているものです。