今朝のニュースで、水泳の銀メダルを2つも獲った弱冠14歳の選手のインタビューを見ました。
この選手は、手も足も普通で考えたら”無い”のです。私は、15年前くらいから水泳を始めました。実は、それより以前は25メートルくらいしか泳げませんでした。(小中学校と水泳の授業があったにも関わらずです)
一大発起してスクールに入ったわけです。ここで初めて背泳を学びましたが、腕が普通にある私でも、どうも水を飲んでしまうのです。今は滅多に飲むことも無くなりましたが、この選手は、腕が無いのに水を飲まずに泳ぎ切っていました。
「手も足も出ない」という表現があります。この選手は、手も足も出ないどころかメダルを獲りました。
また、座右の銘は「無欲は怠慢の基である」というのです。
私の14歳時にこのようなことを考えていたら、もっと違う人生を歩んでいたかもしれません。
普通に考えたら、普通ではない境遇であったからこそ辿り着いた境地かもしれません。
人間の可能性について考えさせられました。
因みにこの選手、新潟県出身だそうです。