演奏会を聴きに行きました

今日は、お友達の演奏会に伺いました。14:30開演でした。
この演奏会は今までに何回も継続して開催されていて、今回は79回目。来月8月には80回記念コンサートがあるそうです。
毎回伺うことはなかなか叶わず、今日は久しぶりに伺いました。
3曲中、三絃と胡弓の合奏曲が2曲ありました。
関西ではこの組み合わせの合奏がよく演奏されますが、関東では珍しいです。
それもあって、今回は是非伺いたいと思っていました。
土曜の午後を定番になさっているので、仕事や行事が入ると伺えないのです。

胡弓は中国胡弓の”二胡”の方がよく知られているようですが、日本の胡弓も富山の風の盆などでも有名です。二胡とは違ってしっとりと雰囲気のある演奏になります。
今日の演奏も、箏三絃での演奏より、音の切れ目が少ない分、胡弓の世界に少し引き入れられたように思います。

その昔、三曲合奏というのは、箏・三絃・胡弓だったのですが、尺八に台頭されてしまった経緯があります。日本人がこの音色を好まなかったのか、どういう理由でかはよくわかっていません。

最近は当教室にも、胡弓レッスンの希望の方も結構いらっしゃいます。
ピアノの演奏もできる方ですが、昨年から胡弓のレッスンに通っていらっしゃる方は、「お箏、三味線はいかにも邦楽という気がするのですが、胡弓は少し違って、洋風のものとも合う気がして・・」と、仰っていました。

ずっと邦楽の中にいる私たちには、なかなか気づきにくい感覚ですね。

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