初伝を目指して、頑張っています

小学5年生の12月頃から当教室に通い始め、今年4月には中学3年生になる女子生徒さんがいらっしゃいます。
今まで基礎から始め、楽しい曲を主に弾いてきましたが、この辺で箏曲の代表曲「六段の調」に取り組み、初のお免状”初伝”を頂けるよう頑張っています。
最近に作曲された曲ではなく、古典とよばれる曲です。リズム感も旋律も、近代現代に作曲された曲とは大分違い、子供さんにはなかなか手強いです。一生懸命弾いている本人の横で聴いているお母様に「この曲は、ずっと同じ感じでわかりにくくないですか?」と、伺いましたら、「そうですねぇ・・」と、笑っておられました。
しかし、子供さんとはいえ3年も続けていると、音源が無くても思ったより譜読みができています。「継続は力なり!」というのは本当だと思います。
高校受験時に必要な内申書の資格欄に、”生田流箏曲宮城派初伝”取得と記入できるよう頑張ってほしいものです。昨日は六段の内、四段までレッスンしました。
文化というものは一朝一夕で出来るものではなく、長いスパンで培われ、更にそれを絶やさないよう変革を続けながら引き継いでいくものだと思います。

あと少し、頑張れ!

 

 

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