オリンピック始まりました

1年延期となって、オリンピックは始まりました。
100年に一度と言われる感染症の最中、開催国も非常事態。世界から訪れる選手団も感染対策をした上、どこにも出かけられないという特殊な環境で成果を出さなくてはいけない、過酷な条件下です。

先日、小学4年生の生徒さんから、「先生は、このオリンピックはどう思いますか?私は、選手全員が感染するのでは無いかと思っているので、やめた方が良いと思います」とのご意見でした。
はっきりしたご意見、偉いです。
私の返答は、しばらく考えましたが「私個人としては、やらない方が良いとは思っています。でも、選手の立場に立ったら、きっと開催して欲しいと思っていた筈だよ」と申し上げました。

実は、昨年今年と箏曲の子供会が中止になっています。今年は、ギリギリまで開催が期待されていましたが、やはり中止になった経緯があります。
この生徒さんは、5月開催予定だった当教室のおさらい会と2回の中止を経験しました。
そこで、「○○ちゃんは、子供会もおさらい会も出られなくて残念じゃなかった?演奏したかったでしょ?」と聞いてみました。お返事は「残念だった。出たかった。」というものでした。
「ね、やっぱり一生懸命やっていることは実現したいんだよね。特に、オリンピックに出場するくらいの人は、年齢的にも今年でないと、1年延びたら成果が出せなくなる人もいる筈です」と、お話しましたら、そこで次の言葉が出てきませんでした。
何事も、一つの方向からしか見てはいけないとは思います。
ただ、今回は人の命が両天秤にかけられた選択でした。
この最後の選択の正否証明は、何年後かに歴史が証明することになると思います。


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