




今年春、宮後道雄作曲「浜木綿」を演奏させていただきました。
もう既に終了してしまっていますが、昨日、やっと実物の花を見られました。
何年か前に、行田市の「古代蓮」を観に行きましたが、今頃の時期に開花の花は、鑑賞がなかなか大変です。
最近のこの猛暑の中、現地に行くまでも結構大変です。
現地に行っても、朝も早くからの強い日差しなので、熱風のため体力の消耗が激しいです。
それでも、鑑賞後は、すっかり満足して帰途につきました。
浜木綿は、7月末から8月初旬開花の花です。
ヒガンバナ科の花なので、特に先始めが綺麗なのです。
時期終わりは、何だかすごく悲しくなるような様子になります。
今回は、丁度見頃に当たったようで、香りもよくわかりました。
大きさは、流石に南国の花で結構な大きさ。赤ちゃんの頭ほどの大きめの花です。
葉は、「ハマオモト」という別名がある通りオモトによく似ていて、大きめの長い葉です。
香りは、ほのかに甘い香りで、上品な香りでした。
今回行った、天神島臨海自然教育園ではこの時期に咲く複数の花を観ることが出来、更に何十年かに一度しか咲かない「アオノリュウゼツラン」「ソテツ」の花まで咲いていました。
日本海側とは生態系が大分違うように思いました。
浜木綿に限っては、ここ自然教育園は、北限らしいです。
道理で、私にとっては今まで観たことがないわけです。
猛暑の中でしたが、熱中症になることも無く、無事帰宅致しました。
これで、次からは「浜木綿」の花を思い浮かべながら演奏が出来ると思います!